かねとこ山のブログ

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調味料のラベルは今すぐ外せバカタレ『かねとこ式ミニマリスト道場』1限目

かねとこ式ミニマリスト道場へようこそ、師範のかねとこ山だ。

この道場では、お前達の散らかった部屋・脳内を整理すべく、俺が様々なミニマリストから派生した「技」を伝授する。

ここでミニマリストという言葉を聞いたお前らはこう思うだろう。

ミニマリスト? あ~! あの昔流行った、やたらモノ持つの嫌がる貧乏臭い連中ね」

馬鹿野郎っ!

お前たちはミニマリストという存在を大きく勘違いしている。

もしお前の想像するミニマリストが「ひたすらモノを持たない最小主義者」なら、それは半分正解で半分間違いだ。

各個人によって目指すミニマリスト象はもちろん千差万別だが、あえてミニマリストを一つの言葉で表現するなら「超合理主義者」だ。

ミニマリストがモノを持たないのは「手段」であり「目的」でない。

その目的はズバリ「最小物での最大幸福」だ。詳しくはまた先の授業でも説明することになるだろう。

……さて、ここまで文章を読んでくれているということは、俺の授業を受けるということになる。

だが、いきなりミニマリストお得意の「モノを捨てる」という作業から伝授するのは辞めておこう。

なぜなら、「モノを捨てる」という行為は意思決定の連続で脳への負荷が大きすぎるからだ。この判断はお前らの部屋にある物の数だけ発生することになるだろう。

なのでまず先に、「情報のミニマル化」から伝授していこうと思う。これらは今から出来る習慣づけだけでほとんど実行出来てしまうからだ(ミニマリストが減らすのはモノだけではない)。

ということで、本日はこの「情報のミニマル化」のうち一つを紹介するのだが、まずはこの画像を見てほしい。

画像1

「国産米こだわり仕込み料理の清酒」だ。

そして、もう一つこの画像を見てほしい。

画像2

「国産米こだわり仕込み料理の清酒」の裏面だ。

「どうしてかねとこ師範は急に清酒の写真を載せてきたんだ? 酔っ払っているのか? 清酒は料理に使うものであって飲むものではないぞ?」と思った奴もいるかと思う。

本日はこのラベルをもとに技を伝授するのだが、先になぜこの調味料ボトルがこんなパッケージになっているかを説明させてほしい。

まず、至極当たり前のことだが、この清酒を作った企業は、なるべくこの商品を消費者に購入してほしいと思っている。

そこで企業はこのボトルに付されている「ラベル」を通じて消費者にこうアピールするわけだ。

「いや~この清酒はこだわり仕込製法で作られてましてね。食塩無添加な上に、国産米100%なので、安心して使用できます。しかもボトルのくびれを押せば、出す量も自由自在なんすよ。あっ、ちなみに賞味期限は2021年2月現在で、2022年7月に切れる予定です」

もちろん、原材料名やその他のセールス文句はあるが、長すぎるので割愛する。企業はこのようなセールスアピールをラベルを通して我々消費者に伝えているのだ。

そして、我々消費者はこのラベルを見て、「なるほど、この清酒は食塩無添加な上に、国産米100%で作られているのか。ほかの清酒より安心できそうだし、これを買おう」といった具合にこの商品をレジへと持っていくのだ。

このように、商品のラベルに示された情報は企業にとっても、消費者にとっても重要な情報になり得るというわけだ。……だがそれは購入前の話。

次にこの画像を見てほしい。

画像3

これはある家庭の棚に置かれた調味料たちだ。これを見てなにか感じることはないだろうか。

そう、「情報に無駄が多すぎる」のだ。

確かに買う前はラベルの情報価値は高かった。しかし、家に置くとどうだろう。俺からはっきり言わせてもらえば、

別にお前らが味わいリッチだろうが照りと甘みを与えようが圧搾製法だろうが香り穏やかだろうが、使えればそれで良いのだ

それでは逆に、買った後に最重要となる情報はどれだろうか?

まず1つは「調味料名」だろう。これがないと砂糖と塩を間違えるという、今どきどの漫画も採用していないベタベタな展開を現実ですることになってしまう。

それではもう一つ……次にどの情報が重要となるか、お前らは分かるだろうか? 実はすでにその情報はこの文章に登場している。

画像4
画像5

こいつだ。

「あっ、ちなみに……」のこいつだ。

この「賞味期限」というのはどの調味料にも必ず記載されるものだが、大抵はボトルの裏面だのキャップだのといった、目立たない箇所にある。

その理由は明白で、調味料の賞味期限は企業からしたらセールスアピールにならないからだ。賞味期限を見て選ぶものなんて肉とか卵とかそういうのである。

そのため、調味料の賞味期限は大抵目立たないところに記載されている。それが買った後の重要情報なのに、だ。

ここで一つ、新たな法則が導き出された。

商品ラベルに書かれた情報の有用性は「買う前」と「買った後」で逆転する。

……巷でよく見かけるのが、買った食材の賞味期限を把握していないがために、冷蔵庫の奥で食品を腐らすという奴だ。

なぜこれが起こるのかといえば、商品ラベルに記載された情報量が多すぎて、本当に必要な情報を認識できていないためだ。

そのためお前たちには、これを避けるべく、情報をミニマル化する技を授けようと思う。

これを……

画像6

こうっ!

画像7

こうすることで余計な情報が無くなり、本当に必要な情報を抽出することに成功した。

これでお前はこのボトルをひと目見て、「あっ、もうそろそろ清酒の賞味期限が切れるのか。仕方ない、クックパッドで日本酒を大量消費できるレシピを調べてみよう。今日の晩御飯はそれだな」という思考にたどり着けるわけだ。

企業側としてはラベルの情報量は多ければ多いほど良いのだが、本当に消費者を想うのであれば、過剰な情報供給は避けたほうが良いのかも知れない(ちなみに、これを逆手に取ったのが無印良品のパッケージだ)。

さらに本質からは少し逸れるが、ラベル記載を統一するとともに、↓こういった調味料瓶を買うと統一性が出てきて気持ちがいい。 

 

 

 

 

 

(ちなみに上記のリンクはアフィリエイトリンクでないため、俺に一切の金は入ってこない。これは別に会社が副業を禁止してるとかじゃなくて、「なんつーか、良いものを共有してみんなに幸せになってもらいたいんだよね」的な温情から来ていることを、念の為ここに記載しておく)

さて、これで本日の教えは終了することにしよう。

これを読めば、調味料のラベルをそのまま放置して、賞味期限を切らしてしまうバカタレは居なくなることだろう。

「タレ」だけにね。

☆本日の重要ポイント☆

ミニマリストの目指すものは「最小物最大幸福」

ミニマリストが減らすものは「モノ」にとどまらない

・調味料のラベルは無駄が多すぎる。本当に必要な情報を得るためにも今すぐ捨てるが吉

・俺が貼るリンクはアフィリエイトリンクじゃない



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