かねとこ山のブログ

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情報は無形であれ~電子書籍のすゝめ~『かねとこ式ミニマリスト道場』2限目

かねとこ式ミニマリスト道場へようこそ、師範のかねとこ山だ。

前回の教えで、商品に記載されたラベルの情報に無駄が多すぎることを話した。今日の教えもこの「情報」にフォーカスしていこうと思う。

正直な話、今回の教えはお前達からしたら、そこまで目新しいものではないかもしれない。この教えを実践するためのサービスが、すでに多くの人々に広まっているためだ。

だが、今回はあえて1から説明しようと思う。それほどまでに、これから教える技は重要ということである。

……さて、というわけで、早速技を伝授しようと思うのだが、その前に前回の教えで伝え忘れた重要な概念について話したい。

それはズバり、ミニマリストの最小化の対象はなにか」である。

前回も少し触れたが、ミニマリストが最大幸福のために減らすのはモノだけではない。調味料のゴチャゴチャしたラベルを引き剥がしたように、「情報」もまた最小化の対象だ。

では、その最小化の対象とはなにか。それは、モノ・情報・時間の3つである。

モノ・情報の最小化については、前回の教えを含めてなんとなく想像できるだろう。時間の最小化とは、ざっくりいうと無駄な時間を減らそうという考えを指す。

例えば、自宅にドラム式洗濯機を導入すると、当然だがモノが増える。しかも洗濯機は大きいため、自宅にかなりのスペースを要してしまう。

だが、ドラム式洗濯機の乾燥機能を導入することで、消費した空間以上に「洗濯物を干す」という時間を最小化できるのであれば、それは採用の余地があるというわけだ。

現に、ミニマリストでいくつもの本を執筆しているミニマリストしぶ氏(Twitter:@minimalist_sibu)も、唯一大型家電としてドラム式洗濯機を導入している。

……少し話が逸れたが、今回の教えは「情報」自体をミニマル化するというより、「情報」はそのままに「モノ」を最小化することにフォーカスしている。

突然だが、お前達の自宅に紙の本は何冊あるだろうか?

試しに今数えてみてほしい。

……数え終わっただろうか?

「TECH CAMP」を運営する株式会社divの社長でありYou Tube登録者数94万人(2021年8月時点)を誇るまこなり社長氏(Twitter:@mako_yukinari)に有名な言葉がある。

本を紙で読む人は、紙に押しつぶされて死にます。
まこなり社長(1989年~)

今部屋に置いてある本が10冊以上あるやつは、近い将来確実に死ぬと思っていい

高度な情報戦が繰り広げられる現代において、あらゆる分野の紙の本を置くには、お前達の部屋は狭すぎる。

本というモノの本質は「情報」であり、それがカタチになっているかどうかは二の次である。今すぐKindleなどの電子書籍に切り替えろ。

よくこういうことを話すと、下記のような意見が出てくる。

「いやでも紙の本のほうが頭入るんすわ。かねとこさんも会計士受験生時代に紙のテキスト使っとったじゃろ?」

確かにこの意見は分かる。俺自身、会計士受験生時代に長い間、紙のテキストと向き合ってきたからだ。紙は直接ペンで書き込めるし、パラパラとめくれて一覧性も高い。

だから、自分なりの読書論に基づいた明確な理由があれば、必ずしも電子書籍に統一しろとは言わない。

最初に申し上げたとおり、ミニマリストの目的は「最小物最大幸福」だ。モノは減らせたのにも関わらず、それに見合わないほど大きく幸福度が下がったのでは元も子もない。

ただし、下記のような意見は別だ。

「いやでも電子書籍ってメルカリとかで売れんじゃろ? いつか売るかもしれないし、紙で持っておきたいんじゃ」

本を紙で所有する理由がこれなら、今すぐ考えを改めろ。

この考えの問題点は「いつか売るかもしれないから」というところにある。

もしこれが「読んだ後にすぐ売りたい」なら全然オッケーだ。その本を実際に読んで知識を吸収し、今後読むことは絶対に無いというある種の潔さがある。

だが、「いつか売るかもしれない」という本は、言ってしまえばお前にとってそれまでの本ということだ。本当にいい本であればいつまでも手元に残したいと思うのが常である。

「いつか売るかもしれない」なんて思っているくらいなら、今すぐ売るか捨てろ。そうすれば新しい本を置くスペースができるし読書も捗るはずだ。

本棚というのは案外スペースをとる。お前達が住んでいる家の家賃はお前が住むための費用だ。いらない物を保管するための費用じゃない。

ちなみにホスト界の帝王として知られているローランド氏(Twitter:@roland_0fficial)は本の読み終わったページを1枚づつ捨てるのだが、流石にこれは俺も引くから参考程度にとどめてくれ。

もしすでに保有している本を電子化したいのであれば、スキャナーと裁断機を買うのがおすすめだ。メジャーどころは下記の通り。

 

 

 

ただ、いかんせん価格が高いということもあるので、メルカリやレンタルを駆使するのもアリだ。一応注意事項としては、結構時間がかかるため覚悟したほうがいい。裁断慣れしている友人に手伝ってもらうのもいいだろう。

まあ、本の電子化についてはある程度の知識も必要なので、無理に行う必要はない。ただ、「家電の説明書」みたいな捨てるか捨てないかグレーな書類について、脳死でスキャンして捨てることができるのは気持ちがいい(今の時代はたいてい企業のwebページに載ってはいるが)。

あとはこれに関連して、所持しているCDやDVDなどについても、とっととパソコンやスマホに取り込んで捨てろ。これからはAmazon Prime videoとSpotifyで十分だ。

もし定額オンライン音楽サービスに参加していないアーティストの曲が聞きたいなら、ツタヤでレンタルして取り込むか、買って取り込んだ後にメルカリで売ろう。

……さてこうして身の回りの本・音楽・映像を電子化することを勧めたわけだが、それらは一体どこに保存するのが最適なのだろうか。

よく挙げられているのがGoogleDriveやiCloudなどのクラウドストレージだが、無料プランで容量がどれも15gbくらいだ。大量のデータを保存するには少し心もとない。

サブスクを使って容量を増やすのも手だが、なるべく固定費は減らしたいという思いがあるため、個人的には自宅にNASを設置するのをオススメしたい。

NASというのは、ざっくりいうとWi-Fiに接続された記憶媒体のことで、こいつと同じWi-Fiに繋いだスマホタブレット・PCなどから自由にフォルダの中身を閲覧できるという、買い切り型の自宅クラウドみたいなものだ。

とくに下に貼り付けた「nasne」については、テレビ線と繋げることで、スマホ等の機器に地上波電波を送信できるという機能を有しており、これを買うことでテレビを捨てることにも繋がる。大変おすすめできる代物だ(もちろん録画した番組もスマホで観れる)。

……少し長くなってしまったが、これにて本日の教えは終了だ。

次回だが、この「情報」のミニマル化について、切っても切れない関係にあるものを紹介しようと思う。そう、スマホだ。

このスマホのせいで、学校の勉強や仕事に集中できなかったりする奴も多いだろう。俺たちはいい加減、このスマホに向き合わないといけない。

次回はおそらく、かなりヘビーな内容になることが予想される。心して準備してほしい。

☆本日の重要ポイント☆

ミニマリストの最小化の対象はモノ・情報・時間

本や音楽、映像メディアをカタチで保有する必要は全く無い

ローランドはやばい